偶然の機会を増やす行動をしよう

科学の言葉で「セレンディピティ」というものがある。

「偶然の幸福」と訳されることが多いのだけど、例えばある領域について研究をし続けていた結果、当初求めていたものとは異なる思わぬ別の発見をしてしまい、それが実は大発見への礎となった、というような話。

ビジネス的には「weak ties(弱い繋がり)」という言葉があるけれど、感覚的にはそれに近い。

weak tiesは緩く繋がっている人と仕事になることが多いという意味で「人脈」というニュアンスがあるけれど、セレンディピティはweak tiesよりも広義な意味で捉えている。

スティーブ・ジョブズが言う「connecting the dots」という考え方にも共通する部分があるけれど、偶然から繋がる成功や、思いがけない繋がり(人という意味でも出来事や経験という意味でも)があるから、偶然の機会を増やす行動をしようよ。

日々同じことをしているんじゃなくて、小さなことでも変化する。
ランチに行くお店を変えるでも、歩く道を1本変えるでも、毎日1ページでもいいから新しい本を読むとか、なんでも良い。

自分なりのルーティンを持つ大事さも、やり続けるとハマっていくという感覚もよくわかる。

一方で同時に毎日1ミリでも変化することも取り入れた方が絶対人生はハッピーになる。変化する楽しみを持たないと人生は味気ないと思うし、その矛盾が生きるっていうことなんじゃないかな。

今まで行ったことのない場所やお店に行ってみよう

追伸)昔見た中山美穂さん主演の「蝶の眠り」という映画について書いたブログの中で、セレンディピティについて触れていたなあ。もう一度見直してみよう。

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