経営者の時間の使い方の種類は3つある。
(と、とある書籍に書いてあったことが印象に残っている)
①機会追求の時間
②現状維持の時間
③問題解決の時間
この3つの中で何に時間を投下するのか?
という時間戦略(ひいては人生だと思う)が未来を作る。
この3つの中での優先順位は間違いなく「①」→「②」→「③」である。
もちろん②や③の優先順位が低い、と言っているわけではない。
特に③の問題解決は、できれば「問題が起きる前に仕組みを作る」ことと「仮に問題が起こった際に、リスクや解決の時間が最小限で済むように仕組みを作る」ということに時間を割くべき。
ただし、①の新たな機会の創出という仕事は、経営者にしかできないことも多いからこそ、経営者は時間の使い方として「余った時間に新しい機会を作る」ではなく「必ず機会創出の時間を確保すべき」であるということ。
①〜③の全てに同じ時間を割くことは難しい。
だからこそ数年計画の中で、少しずつでも②と③の仕組みを作り、①の時間を割いていく。
直近1週間や1ヶ月単位で、自分自身のスケジュールを振り返ってみて、どれだけ「①新たな機会創出」の時間を投下できたか?を書き出してみることから始めよう。
時間の可視化は人生を変える。
小宮一慶さんの『社長の心得』 (ディスカヴァー携書) という書籍。
Kindle版では無料で読めるので、気になった人は手に取ってみてほしい。