お客さまの本音は全て「実際にお金を支払っていただけるか否か」に出る

以前に「一円を稼ぐ難しさ」という記事を書きましたけれども、言葉の本当の意味は「自分で一円を稼ごうとする」ことをまずやってみないと分かりません。

肩書きを外して自分自身を売ってみる経験をしてみてはじめて、実感をする。

顧客になりえそうな方と話をすることまではできる。
「ああ、いいですね!」といってもらうところまではできる。

でも、そこから実際に「契約書にサインしてもらう」ことへの距離がとても遠い。
そして実際に「お金を口座に振り込んでもらう」ことがこんなにも難しいとは。

飲食店なら「一度はおつきあいで行ってみる」こともあるかもしれません。
でも、自分自身が提供するものを買ってもらうとなると、お客様は渋るのです。

口ではいくらでも「いいですね!買いますよ」とか「ぜひご相談したいです」とか言っていても、実際の本音は「お金を支払うか否か」に全て出ます。

どれだけ体の良いことを言っていても、お金を支払っていただけない方はお客さまではありません。
何も言わずとも、黙ってお金を支払ってくれるお客さまもいるのです。

一度買っていただいたお客さまが「継続する」ことは、さらにもっと難しい。

何度も書いていますが、ビジネスで大事なのは「リピート」と「紹介」です。

一度だけ購入していただくのは、ある程度誰しもができる。
ですがそれはある意味勢いや付き合いの可能性だって大いにある。

でも、二度目は本物です。そして紹介は何よりも本物です。

NPS調査と呼ばれる顧客満足度調査が信頼されるのは、「あなたはどれだけそのサービスを知人に紹介したいですか」というものを測るものだからです。

僕らは僕らが提供するサービスで、相手をメロメロにしたいのです。

この文章を読んで、やってもいないのに「まあ、そうだよな」と思っている人は、まずぜひやってみるという具体的な行動をすると、自分が思っていた何倍も、僕が言っていることへの距離があると気づくはずです。

一度でも具体的な行動をしてみた人は痛感します。
一度やってみる勇気を持っている人は、大きく前進していることは間違いありません。

「お客さまの本音は全て「実際にお金を支払っていただけるか否か」に出る」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: Fractal.Inc

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